今年の色は - 通勤雑記〜長距離移動で思うあんなことこんなこと

職場の周辺は、紺やグレーのスーツを着たサラリーマンが圧倒的に多くて、年齢層では10代・20代は少数派です。カラフルなファッションの人は少なくて街並みも看板などが少なくグレーな落ち着いた感じで、繁華街みたいな色彩溢れるエリアではありません。

そんな職場最寄の地下鉄駅の階段を上って外に出ると、ときにあちこちから行き交う人たちの中の特定の色が目に入ることがあります。特にこの季節。それはスカートやカーディガン、ショールなど主に女性が身につけるものです。そして色は毎年違います。ここ数年では、オレンジ色、紫色、緑、紺などがあったと思います。どれもビビッドな原色ではないけど、濃いめで、目を引く明るさを持ち、グレーな街並みにアクセントを付けています。

今年は、山吹色というか、黄土色というか、辛子色というか、とにかく黄色の濃いやつです。こちらのお天気おねえさんみたいな。

https://youtu.be/8NOdHCjDIPQyoutu.be

みんながみんなという訳でもないのですが、今年も涼しくなるにつれ増えてきているような。秋はおしゃれの季節なんて聞いたことがあります。毎年、ふと気づくと電車の中、ホーム、駅構内、路上と何人も見かけるようになります。自分は特におしゃれとかファッションに興味があるわけではないのですが、グレーな街並みと人々の中では目立ちます。

目につく色が毎年変わるということは、流行なのでしょう。「流行色」でググってみると、やはり複数のサイトで、2019秋冬の流行色としてイエローが挙げられていました。

ところで流行ってどうやって発生するのでしょうか。みんなが同じ色を着てみたいなあと自然と思うとも思えません。

調べてみると、色に関しては流行色があらかじめ決められているのだとか。

くりたま.jpさんによると、14カ国からなるその名もずばり、国際流行色委員会、そして国内の流行色協会という組織があって2年前から方向性を決めていくのらしいです。

今年の流行色はどうやって決まる？トレンドカラーの決め方 | デジハリ・オンラインスクールonline.dhw.co.jp

確かに「この色が流行るよ〜」とアナウンスして、雑誌なんかでも取り上げておいてから商品を製造した方が販売の上では無駄はないのかもしれません。

消費者が踊らされてるとも言えそうですが、お洒落を楽しむ人にとってはひとつの提案として参考になるのでしょう。またみんなが身につけていれば安心して購入できるという人もいるかもしれません。

私は流行りにはついていってなくて、むさ苦しくないというか、こざっぱりしていればいいかなくらいで、おんなじような色のものばかり身につけているのですが、みなさんの流行を観察して楽しみたいと思います。

ちなみに流行色協会が去年の11月16日（いい色の日だそうです）に発表した2019年を象徴する色は、オレンジだそうです。

JAFCA | 一般社団法人日本流行色協会 | Color Columnwww.jafca.org

追記

季節が進み、テレビなんかでも黄色系の色を見に着ける人も多く、やはり流行であることが確信できましたが、青緑を濃くしたような色や朱色を濃くしたようなオレンジ色も優勢みたいです。