通勤雑記〜長距離移動で思うあんなことこんなこと

通勤のとき見たり聞いたり感じたりしたあれやこれやを綴っておこうかなと

幸せって。

在宅勤務が増えてすっかり更新をサボりがちになってしまいましたが、気になる記事発見でブログ書く気持ちがわきました。 

wired.jp

 

幸せを感じる年収や通勤時間か。。

年収も気になりますが、通勤時間と幸せの関係。気になるよねー。

 

え、20分?

え?え?

私、片道100分かかってるんですけど。

往復?片道?ここまで違うと片道でも往復でも五十歩百歩か。

 

そして?通勤時間1時間の人は40%多く稼がないと満足得られないって? 

 

外国の調査みたいなので、一概に言えないと思いますが、日本人にも通じるところはあるのだろうな。通勤って時間を無駄にしているというだけでなく、幸福感というところにまで影響しているというのか。いまさらながら自分の人生って何だったのだろう・・と考えさせられます。

 

東京の職場で稼ぐ。でも住みたいのは好環境の郊外。朝の通勤は座っていきたい、だから始発駅。通勤時間が長くても仕方ない。なんていうのは自分の人生をちゃんと考えていなかったのかもしれないな。限られた人生、もっと有意義な時間の使い方をしないと。

 

では。もし通勤時間が20分になったらどうするんだろう。

あ、いま通勤時間ゼロの日もある。そう在宅勤務の日。

何してる?。寝てます。

 

じゃ電車では?はい、寝てます。あれ?布団で寝るか座席で寝るかの差?

 

そうか、つまり何か仕事や寝る以外に何かやりたいこと、自分の時間を持つことを持っていることが幸せのバロメータとうことなのか。自分がつまらない人間に思えてくる。

 

でもでも、仕事にもそこそこ面白みを感じられて、職場の人たちと飲んで楽しんだり、好きな環境でそれなりの生活ができていたりできていて、そのために移動時間を割くって、仕方ないのではないかな。

 

大昔、人類の祖先も、獲物を狩猟するためにずいぶんと遠くまで移動していたみたいだし。ちょっと違う?

 

近所に職場があるとどんな気持ちなんだろうな。

休日くらい東京に行かないで近所で済ませたいと思っているのと反対に、たまには遠くに行きたくなるのかもしれないな。

定期券値上げがもたらすもの

昨日の終電時間の繰上げに続き、またまたJR東日本のニュース。

 

通勤定期券の値上げ。

 

news.yahoo.co.jp

 

 先日、企業が社員に支給する通勤手当を実費精算にするという話題にしたところですが、鉄道会社のほうでも鉄道の利用低迷に対して定期券を値上げするということです。定期の値上げ?定期はもともと割引なので割引率の引き下げということのようです。

 

 

このニュースに先立つ7月にすでにこんな記事が。

news.yahoo.co.jp

 

JR東日本は、人口減少・働き方の変革・ネット社会の進展・自動運転技術の進展などの長期的なビジョンから鉄道需要の減少を見越していて、新型コロナ騒ぎではそのスピードが速まったに過ぎない、とのこと。そして、正規運賃の値上げは国の認可が必要だけど、定期など割引率の変更はは比較的容易だと。それが現実になりそうです。

 

考えてみれば通勤定期の割引率が大きいから、企業は通勤手当が安く済んで高い賃料を払ってでも東京に事務所を構えるという一極集中を促進する効果もあったのかもしれません。そして一方で満員電車に押しつぶされるサラリーマンの悲哀。

 

それが進んで電車や駅が混雑すれば鉄道会社は、転落を防止するホームドアとか素早く乗客を通過させる自動改札やICカードなどの新しい設備導入したり、ときに新しい路線建設への投資もしてそれに応える。そして新しいビジネスやカネの流れを生み出して膨張する。

 

たくさんの高層ビルや小さくて古い建物、集積・密集する都心に毎朝人々が急き立てられるように、しかし無気力に集中してきては、階層社会のなかでストレスを蓄積していく風景。それをかたち作る手助けを鉄道はしてきたといっても過言ではない。私もお気楽にしているつもりだけどそんな社会・システムに組み込まれている自覚がないことはない。

 

コロナ禍でみんなが気付いたように、リモートで集えればよい→事務所はいらない→通勤しなくてもいいとなれば、企業としてはお金をかける先は鉄道運賃や都心の不動産賃料ではなく、通信インフラやIT機器、社員の通信費・光熱費になると思うし、社員のほうも通勤に費やしていた時間を自分の好きなように有効活用し余計なストレスを発散してため込むこともなくなる。

 

もちろんリモートワークになじまない職種や業種もあると思うけど、なんのためにどうやって働くかということを改めて考えるだけでも、行動が変わるかもしれない。何万人、何十万人単位で増えればそれなりのインパクトがあるでしょう。

  

鉄道会社も働く人たちが離れていけば、その輸送に代わってどんな役割を担っていくのか考えていくことになるでしょう。

 

新型コロナウイルス感染感染拡大が、暮らしをかえるきっかけになるのだろうという気はしていましたが、その一つの側面を具体的に考えさせられました。

 

お帰りは早めに

長距離通勤にとって覚えておかないといけないのは最終電車の発車時刻です。

都内に住んでいる人たちと違って「乗り遅れたらタクシー」なんてわけにはいきません。タクシー乗るくらいならホテルに泊まったほうが安いくらいです。2泊以上できます(笑)。

 

ただ、働き方改革の掛け声で仕事も以前のように遅くまで働く雰囲気でもなくなってきたし、新型コロナウイルスの流行で飲み会もなく、ギリギリまで飲んでてやばいってこともなくなってきました。そんな世相を反映してかJR東日本さん、終電時刻の繰り上げの発表です。

 

tabiris.com

 

新型コロナで乗客が山手線では38%減少、深夜は66%の減少ということです。テレワークで通勤客やバカでかい荷物をごろごろ転がしている外国人観光客がいないので確かに電車は空いてきて、以前のようなすし詰め状態の車両にはこのところついぞ遭遇しなくなりました。これは長距離通勤者にとってはありがたいことです。人ごみにいるというだけで精神的にとても疲れるものなので。

 

一方、JRとしては人手不足でさまざまな工事を行うことが難しくなっていたのだとか。乗客が減っても老朽化やホーム策などの安全対策は求められる。なかなかつらいところですね。夜間の運休時間を長くすることで工事がやりやすくなるみたいです。

 

コロナ騒動の初期には、鉄道やバスは三密の原因になるので運行本数の間引きなどは行わないよう求められていましたが、さすがにきつくなってきたということでしょう。工事を理由にせめて終電の繰り上げで理解を求めているということなのでしょう。

 

プレスリリースでは、コロナが収束しても行動様式や働き方はもとには戻らない、と言い切っています。いやいや、収束したら飲み会を再開して終電までゆっくり飲みたいよ。この動き私鉄やメトロにも波及するんでしょうか。

https://www.jreast.co.jp/press/2020/20200903_ho01.pdf

 

これからも新型コロナによる世の中の変化には注意です。

 

あ、そういえば、オリンピックでは終電を遅らせるとか言ってましたね。。。

真逆の話。

そのオリンピックも開かれるのかどうか。。

www.asahi.com

 

脱・東京

昨日に続いて気になるニュースです。

 

news.yahoo.co.jp

 

東京駅のすぐ近くにある大手企業が本社機能を淡路島に移すというのです。

 

正直、うらやましい・・

 

長年、東京に長距離通勤していますが、最近、通勤を含めて生活や気分を一新したい気持ちに駆られることがあります。しかし、私の会社は関東ローカルな事業エリアで、転勤があっても転居を伴うほどの遠くには事務所がなく、このさきも東京への長距離通勤がつづきそうです。(こんなことを書いていると遠くの他企業に出向とかさせられそうですが・・)

 

中部地方で生まれ育った自分にとって今の会社に勤めることは想像していなかったですが、自分の志向に合っていたり縁も感じてずっと勤めてきました。ただ就職して四半世紀も経つと、そろそろリセットしたいなっていう気分にもなります。

 

小学校6年・中学校3年・高校3年・大学4年、そして会社員生活では、寮に入って初めて東京に住んだり、結婚して社宅、家を建てて転居、新しい鉄道の開通など変化があったものの早25年。。

 

東京は面白くて珍しい所やものがたくさんあって、バカでかくて奥も深いのでとても踏破できないし、まだまだ面白いところもたくさんあるのだろうと思います。しかし、これだけ長くいるとだいたい見るモノはみたしもうこんなものかなと。

 

それよりも日本には残り9割の人たちが、東京以外で生活を送っていて、それは長距離通勤・デスクワークの会社員とは全く異なるものなのだろうな、と思うのです。

 

身近なところでは、故郷で老舗和菓子屋の社長となった同級生は、自宅から階段を下りるとそこが職場です。いまのお隣さんは、車で10分ほどで通える場所への自動車通勤、お客さん回りで会社にはあまり行かない営業マンなど、職場や通勤の方法はさまざま。通勤だけではなく新しい働き方もどんどん出てきているし、そもそも仕事なんて数え切れないほどあって人生色々。かといってこの年で転職も考えられない。。

 

そんな時に会社が「本社移転しまーす。淡路島でーす」ってなれば即希望しますよ。自分なら。仕事は変わらなくても、通勤をはじめとした生活がだいぶ変わるのだろうなと。生まれてから就職するまで非・東京の自分にはハードルは低いと思うし。

 

でもどうなんでしょうね。若い人とか都会生まれの人とか。「えー、ムリムリ」って感じなんでしょうか。わが社には事業内容よりも勤務地東京、転居なしという理由で入社してくる若者が結構います。

 

このコロナ禍で、テレワークでも意外と仕事できるということが判明してきて、昨日の通勤手当の話じゃないけど、会社としても無闇にコストのかかる東京にいる必要がないことに気付いたということでしょうか。いま就職活動中の学生なんかには在京ってステータスでなくむしろ感染症の温床みたいな良くないイメージもあるのではないでしょうか。

 

淡路島側にしてみても、あたらしく仕事が生まれて都会から人が来るのを歓迎されるのでしょう。東京一極集中はこの企業が目的としている通り、危機管理の面からも危ういと思います。

 

個人的で一面的な見方かもしれませんが、世の中が変わってくる予感がします。

 

以前に小池都知事が発言していたことを思い出しました。

commuter-10ru.hatenablog.jp

 

通勤手当は何のために

コロナ禍。

気になるニュースが目に止まりました。

 

通勤手当から通勤実費精算へ。

 

news.yahoo.co.jp

 

これは自動車メーカーホンダですが、これまでにも何社か目にした気がします。

 

長距離通勤をしていると当然、会社から支給されている通勤手当は高額で、毎日通勤する前提で6か月定期運賃を半年に一度支給されます。

 

私も定期券を6か月単位で購入します。もしなくしたら大変な金額を持ち出さなくて位はいけないので、定期入れは大事に持ち歩いています。

 

私の場合、私鉄・JR・地下鉄を使って1日1往復、ひと月20日出社するとして、正規運賃と定期券の金額を計算すると割引率30%というところでしょうか。

 

しかし、ご多分に漏れずわが職場でも新型コロナウィルス感染拡大防止のために在宅勤務が増えていて、8月は1週間のうち3日在宅勤務という形。週に2日だけ出社。9月も続く見込みです。

 

いくら定期券の割引率が大きいからと言ってさすがにこれだと出社日だけ切符買った方が安い。

 

実は在宅勤務が始まった頃、定期を払い戻していいものか若い奴から相談されたことがあります。(ダメだよ。不正受給になるよ。と言っておきました。)

しかし、ここまで在宅勤務が当たり前になれば、会社も当然定期代を出さないで経費を浮かせようと考えるのは自然なこと。

社員からしても別に電車乗る分を出してもらえれば文句は言えない。

たまに休日に東京に遊びに行く日なんかは切符が高いので定期を持っているとお得感を感じていたけど、それも棚ぼただったというだけ。仕方ないか。

 

いや労働者諸君。通勤手当は、社会保障や将来の年金にも影響があるのだとか。

news.yahoo.co.jp

 

手当が減る分社会保険料は安くなるけど、年金の計算に影響して受給額が減ってしまうかも!

 

うーん。通勤しない分拘束時間も減るんだから、その時間で何かお金を殖やすことでも考えるのかな。長い通勤時間はこのブログの時間にしようと思ってたのに。ん?逆に考えると我慢して長距離の通勤手当をもらうことで将来の年金受給額を増やしながらブログも書けてるってこと?ホントにそうなのかな?

 

日当たり良好

夏。朝起きると汗だくです。シャワーを浴びます。扇風機とエアコンの風に吹かれて汗が引いたら首回りと膝の裏、靴下をはく足の部分、肘の内側にベビーパウダーをはたいてさっぱりします。クールビズっていうことで上着やネクタイはしませんが、スラックスや襟の付いたシャツを着ます。

 

さっぱりした!

 

明け方、寝室の窓から入ってきていた風も涼しかったし、いざ気持ちよく通勤!と玄関を出ます。

 

その瞬間から暑い。。

 

なにこれ。ズボンは電車やバスの座席に座ろうとすると膝の上あたりが引っかかったりしてイラっとします。首回りも汗をかきやすいので、職場に着くまでは第2ボタンもあけたままになってしまいます。なにが暑いって

 

太陽の陽射し

 

である気がする。もちろん、気温・湿度はあるのでしょう。しかし、バス停に向かう道で、ちょうどほぼ真後ろからのずいぶんと高いところから後頭部から背中に照り付けます。なんでこんなに暑いのか。8月下旬のいまより、夏至の頃のほうが日の出は早いはず。

 

keisan.casio.jp

 

こんなスゴいサイトがあったので自分が家を出る6時15分の太陽高度を計算してみました。(緯度・経度はデフォルトだけど東京あたり?)

 

6月21日 19.70°

8月24日 13.27°

 

やっぱりこの季節のほうが低い。でもジリジリと暑い。しかし。考えてみれば高いところよりも横から照らされるほうが暑い?そいうことなのか?

蒸し暑さと横から照りつける太陽。さすが夏。。

 

はあ。バス停は道路わきの駐車場の前で日陰は無し。バス停から微妙に離れたところに立っている電柱が作り出す陰に自分の影を重ねます。後から来た人が「順番ぬかしちゃう。どうしよう。」といった目で私を見ます。仕方ない。日陰を出てバス停に近づきます。ふと振り替えってみると、その人!電柱の日陰に!こらー。

 

今年は在宅勤務が増えてこんな日も少なくて助かっています。

感染予防ではなくて熱中症防止や疲労防止のための在宅勤務が当たり前になるといいな。

疑心暗鬼

通勤雑記と銘打つこのブログも、ここまで在宅勤務が増えて通勤が無くなると在宅勤務を話題とせざるを得ません。

 

在宅勤務でまず初めにやっているのが、自分の職場のメンバーが家で業務を始めているのか、出社組は出社しているのかの確認です。

 

在宅組からは、業務開始のメールをもらい、出社組にはチャットで呼びかけ。全員の業務開始を確認したらさらに上司に報告。これだけで10分くらいかかってしまいます。みんなまじめなので、メールも来るし出社しています。

 

ただ、ちゃんと仕事しているのか、これはよくわかりません。

まさにこちらのサイトのタイトル通り。

cybozushiki.cybozu.co.jp

新入社員なんてちゃんとやれてるのかな、子供と遊んでるんじゃないの、とか、昼休みながいのではとか、自宅待機と間違えてるんじゃないのとか・・疑いだすときりがありません。

 

職場では水曜日は全員そろって出社って決まっているので、そのときにまとめて報連相みたいな感じになってるけど、会社からオンライン環境与えられてるんだかから家からでもどんどん言って来いよ、と思ったりします。在宅だからってスピードが落ちるとかないようにねと。

 

みんな孤立感を感じてるのではと、様子をうかがうメッセージおくったり、テレビ電話かけてみたりしてもいいかなと思いながらも、邪魔するのもどうかなと思ったりして、いちおう朝一番だけグループチャット「みんな今日もよろしくね!」みたいなの送ってます。でも、今の職場の方々ノリが悪くて反応イマイチ。。

まめにチャットして、うざがられるのも本意じゃないし、きつく思われないように気を使ってメッセージうつのも面倒だし、やめとくか、ってなってしまいます。

 

でも自分の知らないところで、関係者との打合せとか書類作成とか自宅から現場に出向いてくれたり、一生懸命やってくれているみたいで、いまのところ深刻な問題は起きていない。考えてみれば出社していてもそんな四六時中コミュニケーション取ってるわけでもないし。在宅になると孤独感から疑い深くなってしまうのかもしれない。